千年サンゴとは「奇跡の遺産」です

奇跡の遺産の由縁

画像の説明

千年サンゴは、コブハマサンゴの平均生育速度から考えると1000年以上生き続けていると推測されています。これは、いくつもの好条件が重なっておきた「奇跡の遺産」といえるものです。

  • 千年サンゴの生息する牟岐大島のある海部沿岸では、黒潮由来の暖かい海水が高知県室戸岬や和歌山県の紀伊半島側から流入すること
  • 島が開発されず環境破壊がなかったこと
  • 内湾で外海からの荒波に守られてきたこと

どこに生息しているの?

徳島県南部に位置する牟岐町にある牟岐大島内湾に生息しています。

どんな大きさ・形状をしているの?

水深23mの海底に根を張り、その高さは約9m、外周は約30m、年齢世界最大級の大きさである。  形状は、コブハマサンゴでは珍しいツリー状となっており、別名「水中クリスマスツリー」とも言われています。

千年サンゴ(ツリー状)
 
コブハマサンゴ
沖縄県黒島沖(撮影者:岩瀬文人)