活動状況

1.保全活動

県内外からのボランティアダイバーの協力により、サンゴを食べるオニヒトデやサンゴ食巻貝を駆除する保全活動を行っています。

この活動はオニヒトデ等が大量発生した平成21年から開始しており、オニヒトデ等の減少やサンゴ群落の回復といった一定の成果が確認されています。

オニヒトデ駆除
サンゴ食巻貝採取

2.環境調査

千年サンゴを起点に固定調査地点を設置し、サンゴの経年変化や周辺生物等の調査を行っています。

この活動は平成26年から開始し、オニヒトデ等により被害を被ったサンゴ群落においても、新たな生命の息吹、子どもサンゴが複数確認され、子どもサンゴの成長が千年サンゴの保全とともに大きな希望となっています。

調査風景
子どもサンゴ

3.次世代育成

次世代を担う子ども達(地元の牟岐小学校など)を対象に、環境教育やボランティアダイバーの育成を行い、将来、千年サンゴを含む牟岐大島海域公園周辺の豊かな自然を守ってくれる次世代の担い手を育成を行っています。

授業風景
ダイバー育成

4.まちづくり

自然を活かした牟岐の魅力を創出することで、地域の活性化につなげていく活動を行っています。

  • 「千年サンゴ」グッズの販売
  • 「千年サンゴ」の商標登録
  • 地域通貨券の発行(sango券)
千年サンゴTシャツ
千年サンゴのタマゴ(お菓子)