令和4年5月14日(土)生物環境調査を実施しました

公開日 2022年05月14日

 牟岐大島周辺の2ポイントで本年度春季の生物環境調査を実施しました。

 

 潜水ポイント:アカバ、ビシャゴ

        潜水ポイントマップ[PDF:64.1KB]

 

 参加者:学識者 1名、水中ボランティア 10名、陸上スタッフ 4名

       作業船の船長さん  2名、インストラクター 3名

  

年別海藻被度

 千年サンゴと活きるまちづくり協議会では、牟岐大島周辺4ポイ

ント(アカバ、ビシャゴ、内湾、チエバノシタ)の環境調査(スポ

ット調査法)を平成27年度から実施しています。

 過去の調査結果から、大島内湾から南側のポイント(チエバノシ

タ)には海藻が少なく、北側のポイント(アカバ、ビシャゴ)は、

海藻が多い傾向がわかってきました。

 

 このため、今年は、アカバとビシャゴに定点を設置して、今まで

のスポット調査法に加えて、海藻生育状態の経年変化を観察するこ

ととしました。

 

アカバ

 アカバの代表的な海藻生育場所を

2箇所選定して、標識ペグを設置。

アカバ1-1 アカバ2-1

 スケール感がわかるよう、1mの

バーを写しこんで撮影。

 来年もこの場所を見つけて、調査

します。(見つかりますように!)

アカバ1-2 アカバ2-2

 同時に定点周囲のスポットチェッ

クも実施しました。

アカバ  

 

ビシャゴ

 今年は、海況等の関係から、標識

ペグが設置できたのは、アカバだけ

でした。

 ビシャゴについては、スポットチ

ェックと全体的な海藻生育確認を行

いました。

ビシャゴ調査 ビシャゴ確認

 

 今年は、春先の水温の上昇が、例年より少し遅目だったためか、海藻の育ち方が遅い場所が、何か所かありました。

 本日の調査結果を基に、今後の調査について、話し合いました。

 

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