令和3年9月4日(土)大島内湾奥サンゴ計測調査(臨時調査)を実施しました

公開日 2021年09月04日

 近年、湾内の南の浅瀬、水深3.5メートル、岸から45メートルほどの位置に拳状(ドーム状)のコブハマサンゴ(※)が発見されて

いましたが、前年度の生物環境調査(令和2年10月31日(土)実施)の折、それが痛んでいることが、確認されていました。

 また、本年度の第1回保全活動(令和3年7月27日(火)実施)においては、牟岐大島内湾奥で6匹のオニヒトデを駆除しましたが、

この数は、予想外に多い数でした。

 これらのことから、牟岐大島内湾奥のコブハマサンゴの状況について、臨時調査を実施することとし、干潮の良い日を選んで、令和3年

9月4日(土)、素潜りによる調査を実施しました。

  

※ 千年サンゴもコブハマサンゴです。

  千年サンゴは、牟岐大島内湾の水深23メートルから立ち上がっており、その形は、クリスマスツリー状です。

   

1 ポイント:牟岐大島内湾の南の浅瀬(水深3.5メートル、岸から45.6メートル) 

2 参加者:水中ボランティア 3名、陸上スタッフ 1名

 

コブハマサンゴ(拳(ドーム)状)

サイズ計測の様子
計測結果

一部に白化が見られた。

※ オニヒトデや貝による

 食害は、見られなかった。

周りにソラスズメダイの群れ